ご存知の方もあるかと思いますが、戦後の日本のかまどの改良もとても興味深いですね。多県に渡る調査から、より深く適正技術についてのエッセンスを考察されている文献です。2019年の 黒崎龍悟 「適正技術の多重性-戦後日本の改良かまどの事例から-」 です。特に末尾にまとめている、適正技術を考えるときの、その客観性だけでなく、当事者の主観性の部分に焦点を当てる重要性という部分はなるほど と思います。ぜひ一読を。