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木製座位保持装置
国・都市部/村落部
ウズベキスタン、タシケント(都市部)
対象フィールド
在宅
事例時期
2009年
投稿者
河野 眞
主な対象疾患
脳性麻痺
事例対象カテゴリー
カテゴリー 1(ADL・セルフケア)
姿勢保持、食事
カテゴリー 2(IADL・仕事・学習など)
学習
カテゴリー 3(その他)
適正評価チャート
1: 悪い
2: まあまあ
3: 良い
4: 非常に良い
5: 素晴らしい
機能性
現地技術との融合性
地域での必要性
人の尊厳や協力
経済性(価格)
環境負荷・利用
地域環境の特徴
元々、家具は家具屋に注文して作ってもらうことがまだ一般的な土地柄である。
市街や市場に家具職人や木工職人が店を出しており、木工家具を注文して作ってもらうことが容易な環境であった。
一方で、脳性麻痺などの障害児の座位保持装置はなかなか手に入りにくい状況が存在した。
試行錯誤したこと
セラピストが対象児を採寸し、椅子の作成を家具職人に依頼することは容易であったが、それでは持続可能性が担保されない。
そのため、地域ボランティアが対象児を採寸し、図面を起こし、その図面に基づいて家具職人が支障なく椅子を作成できるための、一連の手順を考案した。
課題・リスク
写真に示すとおり、研修を通して、対象児の採寸→作図→注文→完成までを地域ボランティアが経験することは可能であった。
しかし、1事例のみの研修ではなかなか地域ボランティアたちの不安が払しょくされないため、スキルとして定着するには数事例の経験が必要と考えられた。
また、今回取り組んだ座位保持装置は、クッションなし、背もたれ角度90度の最も基本的形態・機能のものであった。
より実用的な、クッション付きで背もたれ角度が90度より大きい座位保持装置をこの仕組みで作成するには更なる検討と工夫が必要と考えられる。
その他コメント
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