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手指屈曲拘縮予防用の装具
国・都市部/村落部
ベトナム、ハノイ市、バビ郡
対象フィールド
施設
事例時期
2016
投稿者
車井
主な対象疾患
脳性麻痺、脳卒中
事例対象カテゴリー
カテゴリー 1(ADL・セルフケア)
装具
カテゴリー 2(IADL・仕事・学習など)
カテゴリー 3(その他)
適正評価チャート
1: 悪い
2: まあまあ
3: 良い
4: 非常に良い
5: 素晴らしい
機能性
現地技術との融合性
地域での必要性
人の尊厳や協力
経済性(価格)
環境負荷・利用
地域環境の特徴
配属先は田舎ではあったが近くにいくつか商店があり、4㎞先には大きめのスーパーがあった。そのため、生活必需品は手に入りやすい環境にあり、スーパーには滑り止めシート等便利なものも置いてあった。
試行錯誤したこと
トイレットペーパーの芯を使用するにあたり、同じ製品でも強度が均一ではなかったため、適した強度の芯を探すのに手間がかかった。また、1日中つけていただくために手部と接する部分にはある程度の柔らかさが必要と考え、いろいろと試していく中で滑り止めシートが適していることに気がついた。
課題・リスク
1日中装着するため、衛生面の維持が課題となる。今回は滑り止めシートを使用しており劣化が生じることも考えられるため、適宜消毒やまき直しが必要である。また、ある程度の強度はあるものの手指の屈曲拘縮が強い患者や筋緊張の高い患者への使用には更なる工夫が必要である。
その他コメント
あくまで芯が紙ベースのトイレットペーパーの芯のため、汗等の水分には弱い。
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